清水節子さんへの「昔の男が何と云おうと」は2017年11月に書いた【Virtual書き下ろ詞】だが、ブログの《今日の人気アクセス記事 BEST50!》に長期ランクインしている傑作!今でも、CDになってるんですか?とコメントで問い合わせを貰う。
さて、今月のテーマは『花鳥風月+雪』4月にこだわらずさまざまなモチーフと視点で
書き進めています。今日はてんこ盛り《花、鳥、月》です。
清水さんには今回で3篇目の登場です。
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花蝶蜜月
25a
花は乱れて咲きなさい
蝶は焦がれて舞いなさい
女は二つを操りなさい

十九、二十才はからっぽだから
見た目ばかりに うつつをぬかし
時代(とき)が女を追い抜いてゆく

もしかして ひょっとして
一生一度の出逢いかも… なのに
甘い蜜の ほんとの味を
知らないで 酔えないで
どこにもいるよな 女にならないで

25c
花は枯れても死なないわ
蝶は飛ぶのをやめないわ
さだめを素直に受け入れなさい

ひと夜ふた夜で肌荒れさせて
かくす化粧も 役には立たず
のぞく鏡にぶつける恨み

25d
アイドルも 美魔女でも
それなり苦労はあるようで… だから
甘い蜜の その舌ざわり
裏がある 罠がある
涙のぶんだけ 女を磨くのよ


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(うた)のなりたち:もうここまできたら花も蝶も蜜もぜ~んぶ大判振る舞いの
アダルト歌謡です。今朝のBS番組も強烈キャラでたいそう元気悠々でした!    (画像をお借りしました)