誕生日バラ
八汐亜矢子さんは今日が誕生日。誕生日というにはなんとも切ない11篇めの書き下ろ詞だが書くことの意義と想いは届くでしょう・・・ 
やしおJOY

「砂の花」
6a

ひとり下り立つ 駅(ホーム)に咲いた
花の名前が 思い出せない
 気がつけば あなたのことも
 ぼんやり忘れかけてます
  冷たい女と 嗤うでしょうか
  そんな女にしたのは 誰ですか

せめて三日は 居どころ告げず
知らぬ町へと 逃げたかったの
 ぼろぼろに 心を乱し
 そんなの駄目と気付いたの
  みじめな女と 嫌うでしょうか
  それはあなたのせいだと 思うのに

6b

指をするりと こぼれて落ちた
夢のかけらが 風にちぎれる
 信じてた あなたの愛は
 海辺の砂に 埋めます
  さびしい女と 嗤うでしょうか
  そんな私に あしたはないのです

歌のなりたち:八汐さんお得意の哀愁演歌です。
 ・・・恋に破れ逃げるように訪ねた知らぬ町の海べりで
 失くした愛を砂に埋めて忘れようとしている・・・
 なにげなく手にした花さえもはらはらと風に吹かれ
 形をなくしてとび散ってゆく・・・なんと哀しい女の忘れ旅か・・・
                   (画像をお借りしました)
Youtubeでは八汐さんが唄ってくれている私の楽曲をいくつかUPしていますが、今回は再生数の多い『酒場唄』をぜひお聴き
ください。八汐さんには異色?のJAZZYな作品です。